東京湾サワラジギング 3年越しのサワラ爆

komomotw

2015年01月30日 21:41

本当に長かった。自分的にマグロより手強いターゲットだった東京湾のサワラ。ようやく釣れました。
前回は、前日の爆釣からジェットコースター的急降下で船中1本(もちろん自分はボウズ)サワラは恐ろしい。先週あたりから釣果が復活しだし、前日も釣れていた模様。その翌日、これはチャンスとばかりに鴨下丸に向かう自分がいた。(まったく懲りていないところが我ながら微笑ましい)
当日の天候は曇り空の冬型、観音崎の風をチェックすると、ははは…、15m。寒さなんか釣果で吹っ飛ばしてやるぜーと言わんばかりに鼻息荒く出船。
北風なので行きはよいよいの南下40分程で観音崎へ到着。風ボーボーどんぶらこ状態の中、水深50mで早速ジギング開始。

【タックル】
ロッド:ZENITH オーシャンブリーズ
リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリールダイワ(Daiwa) 11.フリームス 4000 【半額50%OFF】
ライン:1、2日で発送!YGK G-soul SUPER JIGMAN X8 Gソウル スーパージグマン X8 PEライン 200m 35lb
リーダー:YGK(よつあみ) ガリス FCアブソーバー 【 8号 / 30lb 60m 】

ネットの事前情報では、一流し目からヒット云々なんて景気のいい話もあったので、モーニングでなんとか一本ゲット!といきたいところだったが、が…、あれー、あれれー?あたらない。これは…、いつもの前の日はよかったんだけどね~(笑)パターンが頭をよぎる。

そして、1度のヒットもないまま、朝マズメは完全に終了。まずは上げ潮に期待していたがたいして潮も流れず。
しかし、船では、ポツーン、ポツーンとサゴシ・サワラがヒットして船に入る。
サゴシをスレで一度釣って以来、サワラはまともに釣ったことがないので、どんなアクションがよいのかわからないが、釣っている人を観察していると、共通点はどうも早巻きにあるようだ。

普通のワンピッチや早巻きなど、いろいろと試してみるがなかなかヒットしない。10時を過ぎて上げいっぱいの潮止まり。ビール呑んで下がるテンションを無理やり上げ、昼飯のどん兵衛きつねをかき込んでいると、マイクで「ひとりあたったよー」なんて船長がいうもんだからそりゃあもう落ち着いて飯も食えやしない。おにぎり食う時間も惜しんでほおばりながらジギングしましたよ。

11時頃になっていよいよ切羽詰まってきたころ、ようやく待望のヒットー!と思ったらすぐ外れちゃうし…。くっそー最初で最後かもしれない貴重なヒットを逃すとは。。ただ、まわりでもポツポツ当たりだし、なんとなく活性が上がってきたような気がする。引き続きやっていると、次はワンピッチの途中でフワッとリーダーカット…。なかなか船に入らずもどかしい時間が続くが…。ちょっとしてまたまたヒット!次こそ逃してなるものかと慎重に慎重にやり取り、たまにグググーっと突っ込んでロッドが海に刺さる、おっ!おおっ!?これは結構いいサイズかもしれない。リーダーが入って、見えた、デカい。船長にネットインしてもらった魚は立派なサワラ(後の計測で4キロ)。長かった…、3年越しの初サワラにしばし感激。フォール中のヒットでテールフックをがっぷり。


昼を過ぎて本格的に下げが効きだすと俄然活性アップし船上はヒット連発。続けとばかりに集中して巻いてくると、ゴツンとまたヒット!コイツも結構引いていいサイズの3.7キロをキャッチ。高速ショートピッチでのヒット。
途中、鳥が騒ぎ出しイワシ飛ばしてボイルが出たので、すかさずオーバーゼアをキャストして引いてきたところ、グワッと出て反転するのが見えたが惜しくもフッキングせず。
船長いわく、どんよりとしたこの天気がいいらしい。


こうなってくるといろいろと試したくなりジグをローテーション、ヒットするジグはDEEP-LINER SPY(スパイ)のピンク150g、メタルフリッカー、2WAY SPIKYと何でも食ってくる。


それからは下げの勢いに乗ってサゴシを連発、一気に5本追加でもうお腹いっぱい。自分の中では絶滅危惧種だったサワラがこんなに釣れる魚だったなんてちょっと信じられない。


ヒットしたパターンは、高速ジャカ巻きからのストップ、フォール中の食い上げで、全てテールフック側をガッツリ咥えていた。(船長がテールフックは必須と言っていた意味がわかった) 通常のワンピッチは反応悪く、スレやリーダーカット多発。推測すると早巻きで追いかけてきたところを止めて思わずルアーのテールをパクッか、フォール中にテールから落ちていくところをパクッとしているのかなと。DEEP-LINERはそもそもスローな誘いに強いジグだけにフォールでのバイトを多く拾えたのかもしれない。ブリやカンパチはワンピッチが効くが、サワラは明らかにスイッチの入り方が違うっぽい。まぁ魚の活性によっても違うんだろうけど。あと、リーダーカットで、30LBがなくなって仕方なく50LBにしたところ、ジグの動きなのかなんなのか、ヒット率がガクンと落ちた。

結局、沖上がりの時間まで終始下げが効いて時合いが続き、結果はサワラ2本4キロ、3.7キロ、サゴシリリース含め7本で終了。久しぶりの爆釣。あとイワシの群れにマダイも付いているらしく、ジグでいいサイズのマダイが2枚上がっていた。
朝の上げと午後の下げで2回チャンスのある潮回りで、下げがいい感じに効いてくれたのは本当助かった。

帰宅してからは無心になって魚を捌き、3年間の鬱憤を晴らすかのごとく、西京味噌に漬けに漬けまくった。一年分くらいありそうな量だ。やはり4キロのサワラは身の色からしてヤバい。台所がちょっとした水産加工工場と化した




ベイトは12cmほどのイワシ。噛んで捕食しているのがわかる。


唯一心残りなのは、せっかく刺身で食べたかったのに、釣りに夢中で釣ってすぐ内臓を取るのを忘れたこと。アニサキス怖いし。
今回の釣行で、なんとなくサワラのコツみたいなのが掴めた気がするので、また近いうちに挑戦して次は刺身を食べようと思う。



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